ふうたキンポウゲ畑の切り株で 2017初夏

2017-06

誰のための保護法? - 2013.03.30 Sat

京都府大山崎町の歴史資料館で開催中の小学生の地域学習作品展で、某小学校の教諭が個人情報の保護を理由に、作品28点から児童名を切り取っていた、というニュースが新聞に載っていた。
町教委は 「不適切だ」 として作品の展示を取りやめ、同小は保護者と児童に謝罪したという。

これじゃまるで子供たちが犯罪者扱いにでもされているようだ。
名前部分だけを勝手に切り取られた児童たちはどんな気がしただろう。
児童や保護者の承諾を得て展示するとか、適切な方法はとれなかったのか?
教諭は 「個人情報保護」 と言っているが、後々何かトラブルになった時に自分が責任を取らずに済むようにという
”保身のため” のように思えてならない。



だいぶ前の話になるが・・・

うちのにいたんが小学生の時、どうやら同級生にいじめられていることを察した私は、本人にいろいろ話を聞いてみたり、何度も学校へ足を運びこっそり様子を覗いたりして、その事実を確認することができた。
担任に何度も対応を頼みに行ったが、「そのうち席替えしますから」 とか言うだけで、まったく頼りにならず、
(席替えして済む話かい!?)
そのうちにいたんは体調を悪くし、ついに学校へ行けなくなてしまった。
私はその担任と校長を家に呼びつけ、対応の遅さを指摘したところ、その時の校長の言葉にあきれ返った。
今でも思い出すと腹が立つ。

 「まあ、過ぎた事をあれこれ言っても仕方ないですから、これからの事を考えましょう」

私は腹の底が煮えくり返った。 

 「は? 過ぎた事って何ですか!? おたくらには 『過ぎた事』 という感覚かもしれませんけど、子供は心に深く傷を負ってるんですよ。 だから学校に行けなくなってしまってるんじゃないですか。 もっと早く対応しれくれれば傷も浅くて済んだかもしれないのに。 体の傷は手当てすてば治りますけど、深い心の傷は一生治らないんですよ。 私らにとっては済んだ話やないんですよ。
これからのことをって言わはりますけど、これまでの事の反省もなくしてこれからの対応策なんて出てこないでしょう。 おたくらはそうやって自分らの責任を逃れようとしてはるだけやないんですか?」



その後も学校と私との間で様々なバトルや駆け引きは続いたが・・・・
学校側は、不登校はあくまでも本人の問題だという姿勢を貫き通す。

私はたった一人で学校という組織と闘い続けなければならず、とても辛かった。
当時は誰ひとり私を支えてくれる人などいなかった。
ただ、よく事情も知らないくせに分かった顔をして余計な口出しや誹謗中傷をしてくる、私たち親子や学校とは無関係のアカの他人はいる。
人の傷口に塩を塗り付けて面白がるやつはいくらでもいる。


そして結局、問題はうやむやにされたまま、数年後、その当時の校長は市の教育委員会へ転任していった。

なるほどな。
そういう 「保身上手」 な人間が、教育委員会とかいう 「権威組織」 に採用されるわけだ。

学校や教育委員会というところは本来、子供たちのための機関であるはずなのに、あいつらは子供たちを犠牲にしてでも自分たちの身を守ることに徹している。



でも私だって、全ての責任を学校だけに押し付けてきたわけではない。
なぜもっと早く自分の子供を救ってあげることができなかったのか、親としての力不足を悔い、自分を責める日々もあった。

私はこの数年間、随分いろいろと悩んだけれど、そういう 「学校」 という ”黒い巨塔” のような組織から逃げた、いや、 「学校」 という組織を捨てて違う世界へ脱出したにいたんの勇気を褒めてやりたい、
と今だからこそ思える。

そして、私はたった一人で闘い続けてきた、と思っていたが、たった一人ではなかった。
いつもずっとそばで私を支えてきてくれていたのは、にいたんだった。
「にいたんを守るため」 に頑張っていた私は、気が付けばにいたんにいろんな事を教わっていた。
そのことに気付いたのはつい最近のことだ。

にいたんは長く学校へ行けなくて学業は遅れてしまったけど、その代り学校では教えてくれないたくさんの事を学んでいると思う。
親の私も同じ。
もしにいたんが普通に学校へ通えていたら、世の中にまかり通っている様々な理不尽な事にさえ気付けず、それを当たり前のことのように通過してしまって、物事を深く考える機会を得ることができなかっただろう。



しかし、今こうしているこの時も、全国のあちらこちらで、子供たちがいじめに遭ったり自殺するニュースに触れる度、いつまでたっても変わらないこの現実に怒りと空しさを覚える。
私たち親子と同じように辛い思いをしている人たちが、どれほどたくさんいることだろう。




「個人情報保護法」 の話に戻るが、この法律には私は基本的には賛成の立場なのだが、現実には、これを本来の目的とは違った不当な利用の仕方で、逆に個人に不利益を与えたり傷つけたりしている事態が多発しているように思う。

人権を守るための法律が、人権を侵害している。
本末転倒ではないか?


誰のための保護法なのか?


世の中、納得のいかない事ばかりだ。


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プロフィール

みきたん

Author:みきたん
2.18生 水瓶座 A型
京都府出身
家族:にいたん,ふうたん
趣味:マラソン,手芸,工作

Cast:ふうた
2006.10.11生 天秤座
埼玉県出身
トイプードル×パグMIX
愛称:ふうたん
社交的でおおらかな性格。
犬社会では自分が一番強い
と思っている。

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